今日ご紹介する花はダリア。
ダリアはキク科の多年草。
メキシコから中央アメリカ原産で、根は球根ですが、種から育てる小型種もあります。
自生地には30数種類が分布すると言われていますが、現在は品種改良が重ねられ、
数えきれないほどの品種のダリアが作出されています。
ダリアは通年市場に出荷されていますが、ダリアの旬の時期は秋。
10月ごろが種類も多く出回ります。
様々な色や形、大きさの異なる品種が出荷されますが、咲き方はいろいろで
主にデコラ咲き、カクタス咲き、ポンポン咲き、ボール咲き、デコラティブ咲きなどがあります。
ダリアはファンが多い花ですが、一般的な切り花と比較すると
大変繊細なお花で、品質のよい産地のもの、新しい仕入れのお花であっても、
ダリアというお花そのものは残念ながら 決して長く日もちするお花ではありません。
花の特性をご理解いただくと嬉しいです。
茎が空洞になっているため、水揚げが少し難しいお花です。
お花の周りの方から花びらがダメになることが多いですが、その場合は
花弁は抜かないで、はさみなどでカットしていただくと良いです。
秋ならではのダリアがこれから店頭に並びます。
どうぞ、楽しんで下さいね!