今日ご紹介する花はカンパニュラ。
初夏に出回る、ベル型の花が可愛い『カンパニュラ』。
キキョウ科、カンパニュラ属
和名はフウリン草
山野草のホタルブクロの仲間です。
原産地は南ヨーロッパ
カンパニュラはラテン語で「釣鐘」の意味だそうで、
切り花としては5~6月が一番多く出回ります。
昔はあまり花もちしない花でしたが、品種改良が進み
昨今は大変花もちも良く長く楽しんでいただけるようになりました。
また花形の改良も進み花が上向き、花穂が適度に詰まって
花の形が良くなり使いやすくなりました。
色合いは白、ピンク、薄紫、濃い紫などがあり涼しげな風情が初夏の花らしさを醸し出します。
メイン花材というよりも主役の花を引き立てるようなサブ花材として使うことが多い花です。
市場に出荷され、花屋の店先を飾るのは2~3か月ですので、ぜひこの季節飾ってみてはいかがでしょうか。