今日は皆さんご興味あると思います花の仕入れの仕組みについてお話したいと思います。
日本の花きの販売農家数は8万1千戸あり、北海道から沖縄まで全国に広がっています。
早いもので種をまいてから3ヶ月、平均すると4ヶ月~6ヶ月間、大切に育てられた後、出荷されます。
種からだけでなく、苗から育てられる場合もありますが、出荷までに必要な時間は同じです。
中には、開花までに時間が3年以上もかかるものもあります。
また、自分で新しい品種(ひんしゅ)を開発する生産者もいて「ブリーダー」と呼ばれています。
収穫された切り花は束ねられまず農協など出荷団体にまとめられ、
そこから市場へ出荷されるという経路(けいろ)をとることがほとんどです。
中には個選といって個人・会社として出荷されていらっしゃる方もいます。
花き市場に到着した花きを、花き卸売業者が荷受し、セリなどの取引を実施します。
取引の済んだ花きは、花の卸問屋の花き仲卸業者をはじめ、各買参人(花屋)へ引渡しされます。
基本的な流通経路は以上のようになります。
ではなぜこのような流通経路をとっているのでしょうか。
花きは生鮮食料品の性格を持っています。
実は、農林水産省においては、花きは食品に分類されています。
生鮮食料品の性格がある花きですが、鮮度を別の価値に振り替えることができない商品です。
さらに、花が傷つくことはもとより、汚れがつくことさえ許されません。
つまり、花きは生鮮食品以上に「今ある品質」を守りながらの流通させる必要があります。
そして花きは鑑賞するための商品です。
観賞価値は定量的に表すことが難しい商品です。
同じ生産者さんでもその品質は日々気温、気候などにより
変動します。従って価格は前載って設定しづらいのです。
花きの流通過程においては日々商品価格を決定するシステムが必要です。
そのため生産者と消費者の間に市場や花屋が入っています。
いかがでしたか?
今回のブログは花の流通について書いてみました。
尚、内容については以下のホームページを参考に書かせていただきました。
*東京都ホームページ参照
愛知豊明花き市場ホームページ参照
詳しいことをお知りになりたい方は上記のホームページをご覧下さいね。