夏に似合う花の一つ、カラー。
今日はカラーのご紹介です。

 

分類:サトイモ科 / オランダカイウ属
原産地:南アフリカ
カラーには、大きく分けて「湿地性カラー」と「畑地性カラー」があり、出回る時期が違います。
昔からよく見る茎が太くて大型の品種は「湿地性カラー」。
白い“ウエディングマーチ” や “エレガンス”などの品種は茎も長く太いカラーです。

茎が細くて小型の品種は「畑地性カラー」。
畑地性カラーの方が、色バリエーションは豊富です。
畑地性カラーは輸入品もあり、お正月のころにはニュージーランド産のカラーがたくさん出回ります。
色は、白・ピンク・黄色・グリーン・紫・黒に近いもの、バイカラーの色などまで、多様な品種が切花として出回っています。

畑地性カラーは周年出回っていますが、湿地性カラーが出回るのは主に10月~5月頃。
夏には出荷がありません。

湿地性カラーといえば、千葉県君津市というくらい、君津の「小糸のカラー」は有名。
畑に水を張って育てる湿地性カラーは、豊富な地下水が必要で、産地も限られてくるそうです。

カラーは球根です。

以前にカラーを出荷している生産者さんに伺ったのですが、
カラーの品質はズバリ球根によってすべてが決まるそうで、
球根が高ければ良い品質のもの、ややお安いとそれなりにということだそうです。

その方は毎年海外のカタログを見てどれを育てるか決めるとおっしゃっていました。

一年中の出荷があるというものの夏が一番出荷が多いカラー。

一輪だけでもサマになるフォルムが美しい花です。
ぜひ飾ってみて下さい。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

おすすめの過去ブログ