今日ご紹介する季節の花はストック。

 

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10月ごろから出荷される春の花です。

ストックの花の原種は小さく紫色の一重咲きで、南ヨーロッパから北アフリカに広く自生しているそうです。
ヨーロッパでは古くから栽培されていて、古代ギリシャやローマでは薬草として扱われていました。
16世紀の書物に八重咲きが記録されており、16世紀末にはイギリスで園芸草花として広く栽培されていました。

日本には江戸時代初期に渡来し、大正時代末期には千葉県安房地域で、日本最初の切り花生産が開始されました。
そのため今でもストックの切り花生産量は千葉県が大変多くなっています。

鉢物のストックは草丈が20~80cmほどで、優しい香りのする春の花です。
開花期が長く、香りも同じように長く続きます。

鉢物でもありますが、切り花では70センチ以上ということが多いです。
本来一重咲き、八重咲きがありますが、切り花の場合、今は八重咲きの花がほとんどです。
そして枝分かれせず咲くタイプと枝分かれしてスプレー咲きするタイプがあります。
色も豊富で主となる花ではありませんが、ほかの花と合わせやすく香りも楽しめる春の花
の代表的な花となっています。

 

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当店にもこの時期には必ずと言っていいほど入荷しています。
そのまま飾ってもかわいらしいですし、スプレー咲きした花をアレンジに入れると
ボリュームアップもして使いやすいです。

ストックは4月始めごろまで入荷します。
ぜひこの季節ストックを楽しんでみてはいかがでしょうか。
おススメです。

 

 

 

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