3月3日はひな祭り。
この日におひなさまと桃の花は欠かせません。
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というわけでひな祭りのルーツを調べてみました。
昔の農村で3月3日に藁などで作った人形に人間の汚れを移して健康を祈り、
災厄を祓う儀礼が行われていました。
また中国ではこの日に身体を清めるという習慣があったそう。
それが平安時代に日本に伝わり人形に災厄を移す行事と結びつき、
流し雛の習慣になりました。
江戸時代に五節句が定められ、3月3日は女の子の節句となりました。
桃の花が咲く季節、そして古来より桃には邪気を祓い
長寿を保つという中国の思想があったそうです。
ひな人形は女の子の災厄を引き受けてくれる存在。
災いが降りかからず、美しくすこやかに成長する
ようにとの願いがこめられています。
昔から無事に子供を成長させることがどんなに大変か、
そして災いが子供に降りかからないよう
にという親の想いが感じられますね。
毎年お雛様を出すのがめんどくさい、
片付けるのがめんどくさいと言っている場合ではないことがよくわかりました。
(何年も自分のお雛様を出していない・・・)
そして桃にはその季節に咲く花というだけではなく、
古来より「邪気を祓う」植物という意味合いも
あったことが良くわかりました。
もうすぐひな祭り。
ぜひお雛様を出して、桃の花も飾って下さい。
そして桃の花を選ぶポイントをいくつかお教えします。
・少し咲きかけた枝を買うこと。
・咲くまでの間、乾燥しないように花に霧吹きをかけてあげること。
・糖分の入った切花延命剤を使うこと。
これはネット検索に出ていたポイントですが、
私も販売していてその通りだと思います。
あまり堅めの花だと咲かないでおわってしまうことがありますので、
少し咲き始めの花を買うことをおススメします。
そして乾燥しないようにすることで咲かないで終わることを防ぎます。
花は咲くまでに糖分を必要とします。
延命剤には栄養素として糖分が入っていますので、
ぜひ切り花延命剤を活用してみて下さい。
ぜひ今年のひな祭りを楽しんでくださいね。