今日ご紹介する季節の花はジュンベリー。

.

 

かわいらしい赤い実をつける枝物をご紹介します。

学名:Amelanchier
和名:ジューンベリー
科名 / 属名:バラ科 / ザイフリボク属

ザイフリボク属は、北アメリカを中心にアジアとヨーロッパに
分布し、日本にはザイフリボク(Amelanchier asiatica)が自生しています。
ジューンベリーは近年人気の高い花木で、葉が完全に展葉する前に
白い花を数多く咲かせます。
切り花はもちろん、庭に植える花木として人気です。

私が市場でジュンベリーの出荷を見るようになったのは
10年ぐらい前からで、切り花としての出荷は新しい枝物です。
種類としてはグミの仲間だそうです。

英名の“Juneberry”は「6月になる果実」を意味します。
5月下旬から6月初旬のほんの短い期間市場に出荷されてきます。

赤く熟した実は生食やジャムに加工することができるそうです。

この時期いろいろな種類の初夏の実物が市場には出荷されます。
ブルーベリー、ブラックベリー、房すぐり、サンキライなど。
秋の実物とはまた違い、フレッシュ感にあふれた初夏の実物。
その中でもジュンベリーは数少ない赤く色づく実物です。

実の重さでしなる枝の美しさもこの枝物の魅力の一つです。

.

 

当店の店頭では市場で出荷されている間は入荷していることが多いです。

出荷される時期は1か月もありません。
花屋さんの店頭で見かけたらラッキーです。

この季節の実物として、ぜひ飾ってみて下さい!

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

おすすめの過去ブログ