最近SNSなどで良く見かけられるようになった花手水(はなちょうず)。
今回は花手水について調べてみました。
神社やお寺に行って参拝するときに、ひしゃくで水をすくって身と心を
清める場所を手水舎(ちょうずしゃ)といいます。
この場所は皆さんおなじみですよね。
ところが、コロナ禍になってからは感染拡大防止の観点から
手水舎の利用を中止する神社や寺院が相次ぎました。
手水舎で手を洗えない代わりに、目で見て心を清めてもらうのを目的に、
利用者のいない手水舎に花を飾る神社やお寺が増えました。
手水舎の手水鉢(ちょうずばち)に花を浮かべたものが
花手水(はなちょうず)と呼ばれています。
花手水はコロナ禍になる前から存在していたそうですが、
SNSなどで華やかな見た目に癒やされる人が増え、最近たくさんのお寺や神社で
季節の花々を手水舎に浮かべるところが増えて新たな観光スポットとなっています。
特にいまは紫陽花がきれいな季節。
色とりどりのあじさいを浮かべたさまは写真映えしますね。
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水に花を浮かべるアイディアは私たちでも出来ることです。
お庭の花や花瓶に飾って、茎がだめになってきたけれど花はまだ飾りたいという時など、
お花だけ切って水に浮かべることができます。
特にこれからの季節、水に浮かべた花を飾るだけで涼しげです。
お家にあるボウルやスープカップなどちょっとした器に
飾ればもう花手水(はなちょうず)です。
ちょっとしたアイディアで涼しげにお花を最後まで飾れそうですので、
花手水(はなちょうず)ふうにぜひ試してみて下さいね。