街のあちらこちらで、イルミネーションが灯りはじめましたね。
この季節になると、店内にもモミや針葉樹の香りが広がって、
自然と気持ちが冬モードに切り替わっていくのを感じます。

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今日は “クリスマスと花のお話” を少しだけ。
知っているとちょっと楽しい、そして誰かに話したくなる、
そんな小さなうんちくを添えてお届けします。
(ちょっと調べてみました)

*クリスマスの花といえば、なぜ「赤・緑」?

クリスマスカラーの代表といえば、赤と緑。
実はこの配色、“永遠の命”と“希望” を表すと言われています。

・緑(針葉樹)……冬でも葉を落とさず生命力の象徴
・赤(冬の実)……太陽の象徴、あたたかさ・喜び

ヒイラギやサンキライ、モミの木が重宝されるのは
“意味”と“色”の両方がクリスマスにぴったりだからなんですね。

花屋でもこの季節は、赤い実ものと針葉樹の組み合わせが本当に人気です。
飾るだけで冬らしさがぐっと深まります。

* 針葉樹の香りは、実は「昔のクリスマス」そのもの

リースやスワッグに欠かせないのが、ひむろ杉・ブルーアイス・ブルーバードなどの針葉樹。
あの“森の中にいるような香り”は、実は昔ヨーロッパで
「魔除け」と「新しい年の幸運」 の意味で家に飾られていた名残なんだそう。

寒い季節に自然の香りを持ち込むことで、
家の中に清々しい空気を呼び込む――
なんだか素敵な習慣です。

しかも針葉樹は、
飾っているうちに自然とドライになっていくので、
長く楽しめるのも嬉しいところです。

* 花を飾ると“季節を迎えに行く”楽しさが生まれる

クリスマスの飾りつけって、特別なことをしているわけではないのに、
なぜこんなに心が弾むのでしょう。

きっと、

「季節を自分で迎えに行く」

その楽しさがあるからだと思います。

・玄関に小さなスワッグをひとつ
・食卓に赤い実ものを一瓶
・リビングにふわっと香る針葉樹

それだけで、家の空気がやさしく冬に寄り添っていきます。

花には、季節を連れてきてくれる力がありますね。

* 今年はどんなクリスマスを飾りますか?

「毎年同じだけど、それがまたいい」
という方もいれば、
「今年はちょっと色を変えてみようかな」
という楽しみ方もあります。

もしよかったら、
あなたの“今年のクリスマスの色”を教えてください。

 

花を飾る小さな時間が、
忙しくなりがちな季節の中で
ほんの少しでも心の休息になりますように。

 

 

 

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