11月の終わりごろから12月になると、
店頭には針葉樹の香りがふわりと漂う季節になります。

ひむろ杉、ブルーバード、ブルーアイス…
この季節になると、花屋はまるで小さな森のようです。

針葉樹の魅力は、やっぱり “香り”。
ひと枝飾るだけで、お部屋の空気がきゅっと澄んだように感じられ、
まるで高原の朝にいるような、気持ちのよい深呼吸ができるのです。

* 針葉樹は「飾ればそのままドライに」
針葉樹は水が落ちるスピードがゆっくりなので、
花瓶に入れても、スワッグにしても、
そのまま自然にドライになっていきます。

生の針葉樹からドライへ移るときの色の変化も、
“冬の移ろい”として楽しんでいただけます。
日に日に落ち着いた深いグリーンになっていく様子は、
まるで自然の時間がそのまま部屋の中にあるよう。

* 種類で違う、香りと表情
・ひむろ杉


柔らかく広がる優しい香り。
リースやスワッグのベースに使うと、軽やかな雰囲気に仕上がります。
ボリュームも出しやすくクリスマスの一番の顔となっています。

 

・ブルーバード


ほのかにシトラスのような香り。
葉先が少し丸みを帯びているので、飾るとふんわりとやわらかい印象に。
ブルーグレイの色合いも美しいです。
ドライになってもボリューム感が減らないのが嬉しいです。

 

*ブルーアイス


香りは強めで、森の中の深呼吸を思わせる清涼感。
みんなこの香りが大好きですね!
色もホワイトがかっているので、飾るだけで冬らしい雰囲気に。
どんな花とも相性バツグンです。

 

香りの違いを比べて楽しむのも、この季節だけの贅沢です。

 

* 玄関にひと枝、リビングにひと束
大きく飾らなくても大丈夫。
玄関の花瓶に “針葉樹を一本” 置くだけで、
家に帰った瞬間ふわっと香りに迎えられます。

リビングには、
小さめのスワッグやテーブルアレンジをひとつ。
暖房で乾燥しがちな冬の部屋に、
針葉樹の香りは驚くほどよく合います。

* 冬のお部屋時間が少し豊かに

毎日忙しい12月ですが、
針葉樹をひとつ飾るだけで、
「ふぅ」と肩の力が抜けるような、優しい時間が流れはじめます。

クリスマスの準備にも、冬のインテリアにも、
お部屋に小さな“香りの森”をつくってみませんか。

 

 

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