この季節、大好きな枝ものの一つに青もじがあります。
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この枝ものは画像のように緑の丸いものが枝の茎に多数ついています。
明るい黄緑色にとっても惹かれます。
良~く見ても緑の丸いものにしか見えず、実のようです・・・
が・・・・
この緑の丸いものは青もじのつぼみ!
しばら~くするとこの丸い実のようなところの皮がはじけて
中から淡い黄色のような白のような花がお目見えします。
青もじはひとつのつぼみの中に複数の花が咲きます。
花は小さく可愛らしく、まぁ咲いても良くわからない感じで
地味ではありますが、なかなか可愛らしい花だなと私は思っています。
そもそも青もじは・・・
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分類:クスノキ科ハマビワ属
原産地:日本
和名:青文字(アオモジ)
別名:ショウガノキ
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アオモジはクスノキ科の落葉樹です。
アオモジは山地に自生し、庭木としても植えられますが、開花時期は3月から4月。
10月から11月には果実が実ります。
花屋に流通するのは主に2月から5月ごろが一番多いです。
青もじは香りもあり、花の後の果実を原料とした精油(エッセンシャルオイル)もあります。
精油としての名前は、「メイチャン」や「リッツェアクベバ」という名前で売られているそうです。
精油の香りは柑橘系のさわやかな香りだそうです。
生花の状態では香りはしませんが、つぼみをつぶしてみるとさわやかな香りがします。
青もじのつぼみの時の青い皮の部分は、ガクではなく苞(ホウ)と呼ばれるものです。
そして青もじと似た植物で黒文字があります。
こちらはクスノキ科クロモジ属。
黒もじは樹皮が灰褐色で枝に黒い斑点があります。
青もじも黒もじも香りがよく、枝は和菓子の高級爪楊枝などに使われ、
つまようじのことを黒文字と呼んだりしますよね。
青もじという名前は黒もじに対して枝が緑色であることからついたのだそうです。
青もじの枝は少し柔らかく枝をたわめることもできるので、
活ける時好みの枝ぶりに出来、色合いが淡い緑なので、春の花との相性が良いです。
この枝だけで飾ってもステキですが、切り分けて花と一緒に春を感じる花活けもできます。
店頭に入荷しておりますので、ぜひご覧くださいね。