夏の盛りを迎え、涼やかでやさしい印象のお花が恋しくなる季節です。
今回ご紹介するのは、【アナベル】。
ふんわりとした丸いフォルムと、清涼感のあるグリーン〜ホワイトの
グラデーションが美しい花です。

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アナベルってどんな花?
アナベルは、北米原産のアジサイの一種。
丸く大きな花房が特徴で、花びらに見える部分は実は「萼(がく)」。
開花初期は爽やかなライトグリーン、満開になると優しい白に変わり、
時間が経つと再びグリーンに戻る…という、色の移ろいも楽しめる花です。

切り花としてのアナベルは、7月~9月にかけてが旬。
日持ちが良く、ナチュラルな雰囲気でインテリアにもよくなじみます。
そしてそのままドライとなっていくので、リースやスワッグなどによく使います。

アナベルの飾り方いろいろ
■1本でも絵になる、涼やかアレンジ
アナベルは、1本でもボリュームがあるため、ガラスの花器にすっと1輪飾るだけでさまになります。
茎が長いので、背の高い花瓶に合わせるのがおすすめ。
涼感のあるガラスベースや、素朴な陶器とも相性抜群です。

■他の花と合わせて初夏のブーケに
アナベルは脇役にも主役にもなる万能選手。
ひまわりなど季節の花と合わせて初夏らしいブーケを楽しんでください。
グリーンがかった白は、どんな色合いともなじみやすく、色合わせがしやすいのも魅力です。

■ドライフラワーとしても楽しめる
アナベルは、茎の先に逆さにつるして自然乾燥させるだけで、きれいなドライフラワーになります。
乾燥後もボリューム感が残るので、リースやスワッグにもぴったり。

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*長持ちさせるコツ
アナベルの切り花は意外と繊細。
長く楽しむためには、以下のポイントを押さえましょう。

水揚げは深水でしっかりと
切り戻しをして、深水に1〜2時間ほどつけておくとシャキッと復活します。

葉はできるだけ取り除く
葉が多いと蒸れやすく、花が弱る原因になります。

風通しの良い涼しい場所に
エアコンの風が直接当たる場所は避けてください。

おわりに
アナベルは、爽やかさと上品さを兼ね備えた、夏にぴったりの花。
1輪飾るだけでも空間が明るくなり、季節感を添えてくれます。

ぜひアナベルを飾って楽しんで下さいね!

 

 

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