昨日近くの森を歩いていたら、足元にころんと転がるどんぐりを見つけました。
ついこの間までセミの声に包まれていたのに、
気づけば秋のしるしがそこかしこに現れているのですね。
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どんぐりを拾い上げると、まだ青々とした帽子をかぶっていたり、茶色く色づいていたりと
かわいらしい小さな宝物のようでした。
子どもの頃は夢中でポケットいっぱいに集めていたのを思い出し、思わず笑顔に。
大人になると見過ごしてしまいがちな小さな変化ですが、
こうして足を止めて眺めてみると、季節の移ろいをじんわりと感じられる気がします。
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(まだまだ森の中の木々は青々としています)
秋は花屋にとっても「小さな変化」が大きな喜びになります。
市場にも、けいとうやわれもこう、
実物のすずめうりやからすうりなど、秋らしい花や実が少しずつ並びはじめました。
ひとつ加えるだけで、部屋の中に「秋の空気」が流れ込むのだから不思議です。
自然の中で見つけた小さな秋。
そして店頭に並ぶ花から感じる秋。
どちらも暮らしをほんのり彩ってくれる、季節からの贈り物なのかもしれません。
さて、「暑さ、寒さも彼岸まで」のことわざ通り、
来週からは秋の気配を感じられる気温になって
秋の実り(花だけではなくておいしいものも)を堪能したいですね!
栗やさつまいも・・・
柿、梨、ぶどう・・・
どれもおいしそうです(笑)