当社の決算は3月なので、だいたい2020年度の売り上げが見えてきました。
4月からはまた新しい年度がスタートするにあたりどういう1年にするべきか
色々と考慮中です。
昨年度は新型コロナウイルスの流行により色々なことが急激に変わりました。
その最たるものが自宅で仕事出来る、会社に行かなくとも良いということだったような気がします。
花屋は現場に行かなければことが進まないことが多いですが、
それでもネットショップ担当だけだったら行かなくても十分仕事出来た人もいらっしゃったと思います。
花の業界では冠婚葬祭に特化していた花屋さんは大きな打撃を受けたところが多かったと思いますが、
ネットショップの比率が多かったところは逆に売り上げが伸びた会社が多かったようです。
他の業界と同じように会社によって明暗がはっきり分かれたようです。
とは言えお祝い事や人が集まる行事にお花が使われることが多いわけですから、
切り花業界全体としては少し下降気味だったようです。
しかしながら自宅に花を飾る人が増えたことも事実でその機運をさらに
盛り上げ花のある生活の素晴らしさを今後も伝えていかなければいけないと思っています。
逆に鉢物の方はお家時間が増えたことで、庭仕事をしたり、ガーデニングに興味を持つ人が
増えて長らく低迷していた園芸業界は昨年度は活性化していました。
これは日本だけの現象ではなく、イギリス、ガーデニング発祥の地でもガーデニング人口が
20%増えたそうです。
何が幸いするか分かりませんが、人々が必要とする時にその方向にかじを切っていけるよう
常にアンテナを張って外を見ていないといけないなあと痛感させられます。
当社では前年度より売り上げは伸ばせそうで、嬉しい限りですが、
これが一過性ということではなく常に上昇していけるようさらなる努力と
皆さんに必要とされる存在となれるよう、試行錯誤を繰り返して
ホッとする行きたい、訪ねたい店とするよう頑張っていきたいと思います。