花はどうやって蕾から開花させやがて一生を終えていくのか・・
皆さんは学生時代に植物について理科や生物の授業で教わったことを覚えていらっしゃいますか。
どんな環境においてやれば喜ぶのか、どうやって栄養分を取って命を養っているのか、
科学的なことも知って一日も長くその美しい姿を堪能していただきたいと思います。
本日はすこ~し、生物の話をしたいと思います。
その1.花の呼吸
植物も人間と同じで一日中酸素を吸って二酸化炭素を出しています。
呼吸量は温度によって変化します。呼吸量の調整は葉の気孔を開いたり閉じたりして行われます。
暑い場所では呼吸量が増え、涼しい場所では呼吸量が少なくなります。
植物は呼吸をすることによって光合成で作られた栄養を体内に運んでいます。
暑い場所に飾った花はどんどんと呼吸をして栄養を運び細胞が活性化して花が咲き進みます。
よって気温が高いと早く花が咲き進み涼しい場所に飾った花はゆっくりと開花していきます。
長く花の開花を楽しみたい場合は少しでも涼しい場所で飾ってあげると花はゆっくり咲き進みます。
ぜひ覚えておいてくださいね。
*薄木 健友 著 「水揚げ&花のケア」の本を参照させていただきました。
とても詳しく花のケアについて書かれた本です。興味ある方はぜひご一読下さい。