今日は冬の鉢物、ポインセチアについてご紹介いたします。

花が少ない冬場、花屋で見かける鉢物といえば昔から
シクラメンとポインセチアが定番です。

ポインセチアは、メキシコなど中南米が原産地でトウダイグサ科の植物です。
ポインセチアという名前は、アメリカの初代駐メキシコ大使である
ポインセット氏の名前に由来しているそうです。
ポインセット氏は、メキシコで自生していたポインセチアを見つけ、
帰国の際にアメリカに持ち帰り普及させました。

赤いポインセチアは定番ですが、そこから白、ピンクなど枝替わりの花が普及しました。

そして2009年にサントリーフラワーズによって品種改良されたのが「プリンセチア」。
ポインセチアの一種であり、プリンセスのような華やかなピンク色の葉を持っています。
「プリンセス」の「プリン」と「ポインセチア」の「セチア」を組み合わせて
「プリンセチア」と名付けられました。
そして今ではピンクのみならず純白のプリンセチアやマーブル系の花も出荷されるようになりました。

育てるポイントは温度と水やりです。
ポインセチアは本来熱帯の植物なので、冬の寒さには気を付ける必要があります。
冬の間は、室内の10℃~25℃の場所で、日当たりの良いところが適しています。
土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと水やりを行ってください。

水を頻繁にやりすぎると根腐れなどを起こし枯れる原因となります。
反対に、葉や苞が垂れるほど乾かしてしまうと、下葉が黄色く変色して落ちてしまいます。
翌年も育てていただく場合、初夏からは水をよく吸い上げるので、水切れに注意しましょう。

さらに詳しいことを知りたい方はサントリーフラワーズのホームページをご覧ください。

 

最近ではポインセチアより丈夫なプリンセチアの方が普及してきています。
花屋で見かけるポインセチア(プリンセチア)。

冬の定番の鉢にも歴史があります。
植物の歴史を知りその特性にあった育て方をしてあげればきれいな花を咲かせ
また来年も楽しませてくれます。
ぜひ今年の冬にはポインセチア(プリンセチア)を飾ってお楽しみください。

 

 

 

 

 

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