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今日は夏に人気の観葉植物の育て方のお話です。
観葉植物と一口に言ってもいろいろあり、それぞれ育て方がありますので、
今日は店舗でも扱っているアジアンタム、ガジュマルにスポットを当ててお話しします。
*アジアンタム
涼し気な葉がそよそよと風に揺れる姿がきれいなアジアンタム。
周年流通がありますが、夏はその姿が涼し気で人気があります。
アジアンタムはイノモトソウ科ホウライシダ属に分類されるシダ植物の総称です。
アジアンタムは葉が薄いので、葉自体に水分をためることができません。
そのため春から秋にかけては根元に水をあげるだけではなく、時々霧吹きで葉水を与えてやると良いです。
水切れしないよう注意が必要です。
置き場所は高温多湿に強く、耐陰性もあるため、室内の日光が入る場所なら大丈夫です。
基本的に肥料は無くても良いのですが、与えた方が成長がはやくなります。
アジアンタムは環境に適応すると良く増えます。
根詰まりを起こさないようにするため、1~2年に一度植え替える必要があります。
植え替えるときは一回り大きいサイズの鉢に植え替えて下さい。あまりに大きいサイズの鉢に植え替えてしまうと
土がなかなか乾かずに根腐れを起こす可能性があるので、一回り大きい程度の鉢にします。
アジアンタムは葉を楽しむ植物で花は咲きません。
涼し気な葉を楽しんでくださいね。
*ガジュマル
ガジュマルは、幹の途中から気根という根を出しています。
気根が地中に付くと太くなり、ガジュマルの木を支える支柱根となります。
地植えにされているガジュマルはこの気根が多く、風に揺れる気根は不思議な雰囲気を醸し出しています。
ガジュマルは熱帯から亜熱帯地方に分布する常緑高木なので暖かくて日光のある場所を好みます。
とは言え耐陰性があるので、屋内でも日光が入る場所なら大丈夫です。
基本的に強い植物なので、育てやすいと思います。
春~秋のガジュマルの生長期は土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与えるようにします。
暖かいところ生まれなので、気温が低くなると生育が遅くなります。
そのため冬はあまり水を必要としないので、冬は土の表面が乾いてから2~3日してから水やりしてください。
ガジュマルは基本的に肥料は無くても良いのですが、与えた方が生長がはやくなります。
ただし、冬場の生長が緩慢になるときに肥料を与えてしまうとガジュマルの葉が肥料焼けをする可能性があるので、春~秋の生長期に与えるようにします。
伸びすぎた葉は剪定して大丈夫です。
だたし、植え替え時期と同じように5月から7月ぐらいが適しています。
切り戻しをしてやると新芽が出てバランスよく元気な葉が育ちます。
気根や木の姿が一つ一つ違うガジュマル。
個性豊かな植物ですので、スタイリッシュなインテリアにはピッタリ。
観葉植物は夏場は育てやすいのでぜひこの機会にトライして育ててみて下さい。
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