No.14

 第14回目の作品は裕美子さんの作品。
 彼女は、ビューティフルボーイでレッスンを始めて今年3年目。
 今回はバスケットを花器として使った作品です。

今回のテーマは?

 「もくれんの枝ぶりが綺麗だったので、大きく、又、線を大切に考えました。
 グリーンカラーを入れる場所も難しかったです。」とおっしゃる裕美子さん。
 今回は大きめのふた付バスケットの中に花器をしのばせ、あたかもバスケット
 自体が器のように見せている作品。
 通常の花器より高さは無く、逆に横に幅広いという器です。
 それ故に横の広がり具合をどういう風に作るかは大事なポイントです。

 裕美子さんは器の口元にアルビフローラや色の濃い矢車草を持ってきて、
 引きしめています。それ故、もくれんや、こでまり、ブルーレースに広がりを
 持たせても、散漫な印象にはなっていません。
 又、無駄な線を極力はぶいているので、全体の美しさも際だっています。
 おっとりとしているようで、実は中々、大胆な花をいつも見せてくれる裕美子さん。
 これからも楽しみにしています。

      <<           >>

                        Beautiful Boy Web Site Top ページへ