彼女はビューティフルボーイでレッスンを始めて、今年２年目。
今回のレッスンは花瓶活けのお花です。
「ポイントにする花をダリアにしようと決めたのですが、ダリアがとても
大きいので、他の花とのかねあいが難しかったです。」と
おっしゃる俊子さん。
初夏は枝物が美しい季節です。レッスンでも、りょうぶ、カルミアを
使用しました。加えてアスチルベの葉やしゃくやくの葉も美しく、
グリーンとしてスパイスをきかせています。
ポイントとなるダリアやバラも素敵なのですが、こういった葉ものも
忘れてはならないポイントとなります。
俊子さんは大きな２本のダリアの長さ、角度を少しずつ変えることによって
花を立体的に見えるようにし、葉ものや、線となるギリア、ニゲラなども
うまく生かしています。
１本１本の花のもつ美しさを生かした花瓶活けは、大胆さと繊細さを合わせ
持ち、より活け手の感性が問われます。
植物を育てる事がお好きで、素敵な人生のキャリアを積んでいらっしゃる
俊子さんは、これからもさらに上達され、益々素敵な花を見せて
下さることでしょう。
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