No.32
 
 第32回目の作品は理子さんの作品。
 彼女はビューティフルボーイでレッスンを始めて、今年2年目。

今回のテーマは?
 「綺麗なお花が多かったので、それぞれの花の良さを生かす事を考えて
 いけました。」とおっしゃる理子さん。
 今回は高さ45cmもある花器に大きさを生かした花瓶活けを、レッスンで
 行いました。

 秋を想わせる実もの(ビバーナム・ティヌス)や、色の濃い葉(ドラセナ)などを
 うまく使って、他の色を引き立てています。こういった色の濃いものは、花の名脇役。
 主役にはならなくても、本当に全体を引き立て、かつ、締めてくれます。

 理子さんのティヌスや、銀葉グミの丈を長く使った大胆な構図も、
 今回のような高さのある器だから出来ることです。
 「それぞれの器のもつ特色を生かして、花と相談しながら活ける。」
 これが花瓶活けの鉄則です。

 今回理子さんは、その点を上手にいかして、花瓶活けを仕上げました。
 いつも優しくて笑顔の素敵な理子さん。
 お花が好きで、レッスンを楽しんでいる事が、こちらにも伝わってきます。
 今後、益々上達されていくことでしょう。

       <<                  >> 

                        Beautiful Boy Web Site Top ページへ