春・限定の花、アネモネ。
切り花・鉢物でも出回ります。
アネモネはキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、光や温度に反応して
開いたり閉じたりを繰り返します。
チューリップ、ラナンキュラス等と同じで日中暖かいと花は開き夜になると閉じるを繰り返します。
アネモネは花びらと思っている部分は、実はガクだそうで、花びらのない珍しい花です。
品種、色合いも豊富でビビットな色が多いです。
こちらはライラック。
春の訪れを感じるライラックですが、12月下旬ごろから出回り始めるのはオランダからの輸入のライラック。
国産ものは4月ごろからとなります。
おもしろいことに輸入のものは殆ど香りがせず、茎もまっすぐなこと。
日本では産地は主に埼玉、長野、山形、群馬。北海道。
4月中旬ごろから、産地を移しながら、5月下旬、北海道産のものまで出荷されます。
国産ものはとても香りがよく、枝ぶりも色々でより自然に近い感じとなります。
昨日は上記の2種類の花も入れてブーケを作りました。
春はとてもパープル系の花が多く美しい時期でもあります。
わたしは春はパープル系の花を作ることが多いです。
季節ならではの花材でその季節を感じていただけるような花を作っていきたいです。