春を告げる花のひとつ、ラナンキュラス。
キンポウゲ科キンポウゲ属の花です。
ラナンキュラスは、光に反応して開き、夜は閉じる性質があります。
また、温度にも敏感で、飾る場所は寒いところの方が長持ちします。
春の花は、空洞で柔らかい茎のものが多いので、深水に浸かっていると茎が腐って
しまい折れてしまうことがありますので、水は少なめにして飾ります。
切り花としてのラナンキュラスの入荷時期は12月~3月が最盛期です。
近年特にラナンキュラスは品種改良が進み、いくつもの種類が出回るようになりました。
通常見かける花びらが多数のラナンキュラスのほかに
アネモネ咲きと表現される、ラナンキュラス・シャルロット。
ポンポン咲きのフリルのような花びらが幾重にも重なり、複色の花びらが美しいラナンキュラス。
(画像のラナンキュラス)
ラックスシリーズは、花びらがキラキラと光っているのが特徴で、咲き方がスプレー咲きなので、
一輪でたくさんの花を楽しめます。
モロッコ系は小輪~中輪サイズで、最初からめしべが見えている、ちょっと個性的な雰囲気のラナンキュラスです。
(画像のラナンキュラス)
写真のアレンジにも美しいラナンキュラスを使ってアレンジしました。
この時期に花屋に行くとたくさんの種類のラナンキュラスに出会えます。
花保ちもよいので、長くたのしんでいただけますよ。
ぜひ、ラナンキュラスを楽しんでみてはいかがでしょうか。