今日は昨日よりさらに気温が上がってまさに初夏です。
日中半袖で歩いている人も多かったですね。
もう暑いぐらいの日になりました。
こうなると花は本当に初夏の花へと移行していきます。
楽しく一緒に過ごしてきたスイトピー、ラナンキュラス、チューリップはまた来年会いましょうということになります。
これからしばらく新緑の枝もの、しゃくやく、カンパニュラ、初夏の草花などの季節になります。
画像は今日撮影したアレンジメント。
渋めの色合いのクリスマスローズ、アネモネ、ラナンキュラスなどでアレンジしました。
さて、切り花は青果や鮮魚などと同じでセリ、相対取引により相場が決まります。
昨年来ずっと高値が続いていますが、4月に入っても高値が続いています。
バラは平年比4割高、カスミソウは5割高という統計も出ています。
国産の場合、2月、3月も低温と燃油高による暖房抑制で生育が鈍り出荷量が減少。
輸入はコロナウイルスによる航空便の減少と航空運賃の大幅値上げ、ロシアのウクライナ侵攻による
空路の遠回り変更、円安の三重苦が主な原因となっています。
国産、輸入とも販売量が少なく品薄が長期化しているためこの先の見通しも明るくありません。
私たち花屋も嘆いてばかりいないでどうすれば魅力ある商品を作れるのか更に
色々と考えていかなければいけないなあと痛切に感じています。