今日は花の化学について豆知識をお届けです。

花を飾る場所と水替えについてのお話です。

まず花を飾る場所ですが、花は気温に敏感ですので、暑い今の時期は冷房の効いている

場所に飾ることをおススメします。

冷房が効いている場所でもクーラーの風が直接当たる場所はNGです。

風があたることで、葉や花から水分が蒸散し十分な水分が保てなくなりますので注意が必要です。

また陽射しも同じ理由で直接あたると必要以上に蒸散し水分が保てなくなるので

気を付けて下さい。

 

次に水替えのついてのお話です。

花は茎の先端からしか水が吸えません。

茎の先端が汚れたり詰まっていたりすると十分水を吸えなくなります。

そのため毎日茎の先端を少し切って常に茎の先端を新しくすることがおススメです。

 

またバクテリアが水中にあると茎の中(導管)が詰まる原因になって十分水が上がりませんので

常に花瓶の水を清潔にすることが大切です。

バクテリアを発生させないためには瓶を洗剤でしっかり洗って清潔にすること、

水温が上がるとバクテリアが発生しやすいので氷などを花瓶に入れて水温を下げるなどの工夫、

切り花延命剤など花用の薬を上手に使うことをおススメします。

 

夏は気温が高いので特に花瓶の水が汚れやすくなります。

こまめに水を替えてあげること、バクテリアを増やさないためキッチンハイターなど

除菌剤を花瓶の水に少し入れてあげることもおススメしています。

ぜひ花を長く鑑賞できるように少しの工夫をしてみて下さい。

 

分からないことなど花に関するご質問はお気軽にご相談下さい。

 

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