近隣で見かけるどうだんつつじ。
冬にはすっかり葉を落とし樹形だけが見える姿でしたが、
ここのところの暖かさで葉と花が芽吹いています。
新緑がでてから花が咲くと思い込んでいたのですが、まずすずらんのような
白いベル状の花が5~6輪咲いてその後に新緑が段々と出てくるようです。
どうだんつつじもやはり春の花なのか、まず花が咲いてからなのかあと改めて認識しました。
1年に10センチ程度しか伸びないといわれるどうだんつつじ。
そのため、手入れがあまりいらないので、昔からのお宅では生垣に取り入れているお宅
が多いそうです。
毎年ぐんぐんと枝葉を伸ばすのでは確かに手入れが大変ですから、
昔の人はやっぱり良く知っていますね。
涼し気な新緑で人気のどうだんつつじですが、やはり新緑が出たばかりのころは
人間でいえば新芽は赤ちゃんなので、少し新芽が落ち着いた6月ごろからの方が
新芽が水下がりすることなく楽しめると思います。
暑い夏、寒い冬にも耐えながら少しずつ成長するどうだんつつじ。
それゆえに枝もしっかり詰まっていて長持ちするのだと思います。
まだまだ鈴なりの花がついているどうだんつつじ。
もう少し暖かくいや、暑くなったころ涼し気な姿で私たちの目を楽しませて
くれることを待とうと思います。