久しぶりに今日ご紹介する花はクリスマスローズ。
皆さんご存じのクリスマスローズは切り花、鉢物共に楽しめます。
クリスマスローズはキンポウゲ科の植物でクリスマスの頃に咲く
原種(ニゲル)の愛称です。
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本来のクリスマスローズはクリスマスの頃に開花する「ヘレボルス・ニゲル」
を指す名前ですが、日本では原種・交配種含めたヘレボルス
全体をクリスマスローズと呼んでいます。
クリスマスの頃に咲く、バラのように美しい花という意味で、
クリスマスローズの愛称で呼ばれるようになったそうです。
クリスマスローズが日本に伝わってきた時期は意外と古く、
幕末の江戸後期から明治の初期になります。
クリスマスローズの原種は、おおよそ20種に分類され、
ヨーロッパ全域から地中海沿岸、バルカン半島、黒海沿岸、
そして中国に自生しています。
クリスマスローズはガーデニングにも大変人気があり、
毎年新しい品種が競うようにだされています。
そして切り花としても種類が多くなっています。
以前は水揚げが難しい品種ばかりでしたが、最近では
水揚げしやすく花保ちもとても良い切り花のクリスマスローズ
もたくさん出荷されるようになりました。
ちなみに花弁に見える部分は花は萼(ガク)になり、
本来の花弁は退化しています。
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切り花としての流通時期も最近はどんどん長くなっていて、
12月末ごろから品種によっては5月ごろまで出荷されています。
一重咲き、八重咲き、白、ピンク、赤、黒、などなど
マニアも多く、奥深い魅力的なクリスマスローズの世界。
クリスマスローズは冬の寒い時期に少し下をうつむいて
花をつけることから「冬の貴婦人」とも呼ばれています。
美しく上品な花は見飽きることがない花です。
ぜひ鉢物、切り花として飾って楽しんでいただければと思います。
お店でも販売していますので、ぜひ見に来てくださいね!