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先日テレビを見ていたら、
若者はタイパを重要視しているので、ビジネスメールの返信に
「これに対する返信は結構です」
と書かれていると助かる、
いや、年配者は失礼にも感じる、
などとやっていてそれに対する街の反応をインタビューしていました。
結局そのメールをくださった人間関係によると思うので、
一概に失礼、助かるとは言い難いと私は思います。
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それより私が気になったのは、「若者はタイパを重要視する」という点です。
タイパ=タイムパフォーマンス(最近意味を知ったけど・・・)
若者はそんなにタイパを気にして残った時間を何に使っているんだろうという点。
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私が若い時には(おばさんが良く使う文章)
つまらないことを気にしたり、将来はどんな風になろう、とか
ほぼ妄想ばかりして時間を過ごしていた気がします。
もしかして、あの時間はタイパ的に良くなかった?
今から思うと、つまらないことかんがえてたなあ~、
気にしなくてよかったのに~
ということもたくさんあったけど、
妄想時間があったから色々と考えることができ、想像力も
養えたと思うのです。
今みたいにスマホがすくそばにあるとつい見てしまい、
あっという間に1時間経過なんてあることです。
でもよく考えるとこっちのほうがつまらない時間のような気がします。
8割がた知っても知らなくてもよかった情報(見ているものが違うのか?)、
ばかりですし、誰それがどこへ行って、誰とどうしたとか、
知っても自分にはどうしようもないことで、知ったことで
気になったりするわけです。
ある意味、知らなければ無敵です。(良くも悪くも・・・)
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私も店を始める前、今のように情報時代だったら
やったこともないのに、不安ばかりが先に立って始めなかったかもしれません。
知らないからできたこと、飛び込んでいけたこともたくさんあります。
そして、タイパ重視も大切なのですが、
その使い分けはもっと大切で、何の時間を削って何の時間を
大切に過ごすか、ここをきちんと考えないとかえって疲れるだけです。
人間はバランスを取ろうとする動物。
頑張る時間、リラックスする時間、両方大切です。
どんな人にも平等なのが唯一、じ・か・ん。
どんなふうに時間を過ごすか、よく考えないといけません。
時間は誰にも平等ですが、同じように誰にとっても限りあるもの。
うん?
やっぱタイパ大事?