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今日も早朝から切り花の仕入れのため、市場に行ってきました。
今度の日曜日は「父の日」。
そのせいか、今日の市場にはひまわりなど、黄色系の花が多く並んでいました。

いつのころからか、父の日といえば黄色のバラや
ひまわりが定番のようになっていますね。
バラはもちろん、ひまわりはこれからが旬。
明るくて元気な姿は、周りの人たちを明るく照らしてくれる
存在のお父さんにぴったりの花かもしれません。

私が子供だった頃の父の日の記憶といえば、灰皿をプレゼントしたこと。
あの頃は、どのお父さんも家でタバコをふかしていたような時代でした。

それから長い時間が流れて、私が花屋を始めてから初めて、父に植物を贈りました。

母には好きだったあじさいを、父には観葉植物を。

ちょっと照れくさそうにしながらも、
嬉しそうにしていた父の顔を思い出します。

きっと多くの方にとって、お父さんに花を贈るのは、
母の日よりもちょっと照れがあるかもしれません。

でも、年齢を重ねてみてわかるのは、父もまた、
言葉にせずとも愛情深く見守ってくれていた存在だということ。

今年の父の日、いつもは言えない「ありがとう」の気持ちを、
一輪の花や、心を込めたアレンジメントに
託してぜひテーブルに花を飾ってみて下さい。

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照れくささはきっと、お花がそっと和らげてくれるはずです。

 

贈る人も、贈られる人も笑顔になるような父の日になりますように。

 

 

 

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