今日ご紹介する季節の花はバラの実。

文字通りバラが咲いた後につく実のことです。
と言ってもすべてのバラに実がなるわけではないそうです。
そしてバラの実=ローズヒップ (rose hip)ですが、バラ科バラ属の植物
(いわゆる「バラ」)の果実で総称です。

「ヒップ」は「お尻」とは無関係(笑)で、本来は「ヒップ」だけでバラの果実を意味する単語だそうです。
ローズヒップティーにはビタミンCなど美容成分が豊富に含まれています。
花市場に出荷されるバラの実は観賞用ですので、ローズティーなどに加工できませんが、
美しさはピカイチです。
秋になると花市場にはいろいろな種類の観賞用バラの実が出荷されますので、
今回はいくつかをご紹介したいと思います。

*アメージングファンタジー

野ばらの一種だそうですが、実をつける前の花はわかりません。
トゲがなく、より球形にちかい実をやや下垂させてつけます。

ほぼ同じような形のセンセーショナルファンタジーもあります。
茎には小さなトゲがあります。
実はアメージングファンタジーに比べて、やや横に広がった扁平です。

いずれの品種も市場には比較的多く出荷されています。

 

*パンプキン

その名の通りハロウィンかぼちゃのようなオレンジ色の色合いで、
実が大きく枝には大きくて鋭いとげがついています。
この種類はあまり出荷されていません。

 

*すずばら

北海道深川市で生産されているよしの鈴バラはバラ科の落葉低木であり、
6月下旬には濃桃色の桜よりやや大きい花を開花させます。
落花後はグミのような形の実をつけ、お盆が過ぎた後の初秋に気温が低下してくると、
鮮やかな赤色に色づいてきます。
バラの実としては比較的早い9月ごろから出回り始め、今年の出荷はもう終わりです。
ぷっくりしたアーモンド形の真っ赤な実と、鈴なりに実る様子が迫力満点で、
秋らしさがとても感じられます。
.

 

*野ばらの実

ノイバラ(野茨)‥のばらの実
バラ科バラ属、落葉低木。
実は、直径6~9mmの丸い形で9〜11月に赤く熟します。
バラの実の中では一番小さい大きさです。
6月ごろには青々としたバラの実も出荷されています。
1メートル以上の大枝として出荷される時もありますが、
小枝だけを切って「つまみ」と呼ばれる30cm~40㎝位の長さでも出荷されています。

 

どのバラの実もドライとなっていくので、この季節は
リースやスワッグなどに大活躍です。
クリスマスリースなど飾りに使ってもすてきですので、ぜひ今たくさんあるときに
購入してドライにしてみてはいかがでしょうか。

赤いバラの実は秋ならではの季節の贈り物です。

 

そして店舗では昨日から「ハロウィンフェア」🎃を開催しています。
この時期のみのオトクな価格で切り花をお買い求めいただけます。

そしてドライブーケやハロウィンアレンジも。

 

ぜひ店舗にお越しいただき楽しんで下さいね!!

 

 

 

 

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