6月になり市場にも初夏の実物が出荷されてきています。
そして街中の木々にも実がなっているのを見かけるようになってきました。
以前自宅でもこの季節グミの実がたくさんなっていましたが、
あっという間に赤いかわいらしい実がなくなりました。(?)
いつも通る道沿いにもたわわに実ったグミの木があるのですが、
通りかかるたびに実がすくなっています。
どうやら犯人は・・・
というわけで初夏の実物のご紹介と赤い実どろぼうの犯人捜しをしてみました。
秋から冬にかけては良く目立つ赤い実をつける木はナナカマド、
ピラカンサス、千両、南天など数多くの木が思い浮かびます。
しかし、よく見ると初夏にも赤い実をつける木が思いのほかあります。
ジュンベリー、房すぐり、グミ、ブラックベリー、へびいちご、
桑の実、ユスラウメなどなど。
花屋でもジュンベリー、房すぐり、グミ、ブラックベリー、ブルーベリー
などは花材として出荷されています。
*ジュンベリー
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*ブルーベリー
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植物は赤い実を目立たせ、鳥に
「ここにおいしい食べ物があるよ」という信号を送っているそう。
これは鳥に実をたべてもらい、種子を遠くに運んでもらうためです。
鳥は実を食べ、胃の中で消化されるのは果肉の部分だけで
種子はフンといっしょに排出されるため
種子は遠くまで鳥によって運ばれるというわけです。
また野鳥は赤い実より黒っぽい実の方を好む傾向があること、
秋から冬でなくても、木の種類によってあらゆる季節に木の実があり、
野鳥たちはそれを見極めて、いろいろな時期に、
自分が好む木の実を採食しているそうです。
*ブラックベリー
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冬、虫など食べ物が少ない時だけ、実を食べていると思っていましたが、
じつはそうとも限らないようです。
*花いちご
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そして赤い実を好んで食べている犯人は!
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おもにコゲラやシジュウカラ、メジロ,ヒヨドリやムクドリ、ツグミ、、、
などらしいです。
鳥好きな方には
あっ、あの子だ~!
とすぐわかるかもしれませんね。
鳥の種類に詳しくない店主は「すずめ」と「鳩」と「うぐいす」と「ツバメ」ぐらいしか、
見分けがつきませんけど・・・・
というわけで、鳥ちゃんたちがやっぱり犯人だったようです。
しかし、
実は食べさせても種子は運ばせるっていう植物は
ある意味本当の犯人かも・・・
しれません。
じつは植物のほうが一枚も二枚もうわてなのかもしれませんね!