今日ご紹介する季節の花はクレマチス。
キンポウゲ科クレマチス属
クレマチス。別名テッセン(鉄線)、カザグルマ
原産地:日本、中国
「つる性植物の女王」とも言われるクレマチス。
切り花はもちろん、鉢物でも大変人気がある花です。
種類も多く、咲き方もさまざまあります。
切り花としては、種類にもよりますが長く出回り最近では1年中市場に出荷されています。
またエチオピアからの輸入が市場で出回ってもいます。
(コロナの影響で昨年、今年は少ないです)
とは言え最盛期は5月から7月。
早咲き大輪系やフロリダ系大輪などと、切り花のクレマチスは、おもに7種の系統の花が流通しています。
大きく分けて、ひと重咲き、八重咲き、そして「ベルテッセン」という名で呼ばれる、小さなベル形、
この3のタイプを、まずは覚えて下さいね。
更に最近ではクレマチス キボというクレマチスの種となったもの
(翁草の種、タンポポの種のようにふわふわになるもの)の流通もあります。
クレマチスの茎は細く硬めです。
少し水揚げが悪い時もあるので、水の中で茎を切る水揚げがオススメです。
更に茎の先端を鋏の柄や金づちなど硬いもので叩いて繊維状にするのもオススメです。
こうすると水揚げが良くなります。
5月から7月はたくさんのクレマチスに花屋の店頭で出会えると思います。
ぜひ飾って楽しんでみて下さい。