今朝自宅から店まで歩いていく途中、近所の知っているお宅に日本国旗が掲げられていました。
そうだ、今日は天皇誕生日で祭日だったんだなあと思いました。
私が子供の頃は祭日と言えばたくさんのお宅で国旗が掲げられていました。
我が家でも祭日には国旗を掲げていましたが、今は殆どそんなお宅も見られなくなりましたね。
今朝日本の国旗を見て思ったのが、アイデンティティと愛国心。
日本のように島国だと普段日本人と意識することもなく過ごしています。
私が自分は日本人なんだなと意識したのはアメリカに留学していた時。
大学時代アメリカに留学していたのですが、外国に住んで初めて自分は外国人なんだ
と意識させられました。
アメリカ人やほかの国の人々に
日本ではどうなの?
とか、文化・習慣が違うことが多くあり初めてこれは日本人だけなんだとか、
日本人はこうはしないのになあとか
色々と自分のアイデンティティというものを考えさせられました。
そして、今までごく自然に普通と思っていたことが、そうとは限らず
日本人特有の美学だったり誇りだったりと気づかされることがたくさんありました。
ヨーロッパのように土地続きの国々では自分のアイデンティティと愛国心がなければ
自分を少し根無し草のように感じることも多いのではと思います。
日本のような島国ではあまり日本人以外の人がたくさん根付いて生活していないので
意識しませんが、自分の先祖やルーツに誇りを持つことは
生きて行く上で大切にしなければいけないことだと思います。
今自分自身がこうやって生きて生活していることはだれにとってもある種奇跡で
色々な偶然や必然が重なってあるわけです。
たくさんの人々が苦労し、今日を築いてくれたことに感謝せずにはいられません。
そんな事を今日は思って歩いてきました。