ウクライナから日本に留学しているという青年が先日お店に入ってきた。
学校には短期留学で行っていて、バレエダンサーでもあるという20代の青年。
学校に行って勉強をしながら生活をしているので、友達が作ったウクライナの
伝統工芸品を買ってもらって学費の足しにしたいんだと言う。
宝石箱に入った伝統工芸品。
と言ってもその国や町を反映したキーホルダーやボールペンなどなど。
それはよく見ると素人が作ったというよりはウクライナのお土産物屋さんで
買ってきたようなもののような気がする。
彼は一生懸命で私が興味を示したボールペンの上の方は笛になっているんだと説明してくれた。
青年の言う話は本当の話とちょっとの嘘も混じった話のように思える。
彼が言うにはそのボールペンは1本1500円。
それはいくらなんでも高すぎでしょ。
2本で2000円にしておきなさい。
と値切る私。
いやいや、ぼくは学生だし・・・
でも高すぎるよね。
ウクライナと言えば棒高跳びのセルゲイ・ブブカでしょ。
若い彼にはピンとこない様子。
そりゃそうだ、ブブカじゃ古すぎる。
棒高跳びを英語で何というか出てこないので、アスリートで・・というと
サッカーのシェフチェンコ?
いやいや、シェフチェンコもウクライナの有名人だけど、ほら
あの金メダリストの・・・
と言うがどうやら誰のことだかわからなかったらしい・・・
としばしの押し問答があり、
じゃ2本で2500円でどう?
しぶしぶ
OK!
となりました。
全く知らない国と場所で突然店に入る勇気は大変なものだと思う。
私はチャレンジャーが好き。
うまくいかないかもしれないけれど、とにかくやってみようとチャレンジする人が好き。
結構だまされているのかもしれなくても、その程度の嘘ならOK。
あなたは心の広い人だねぇ。
と言って彼は去っていきました。
心が広いかどうかわわからないけど、
頑張る勇気は好き。
そして、このぐらいのことなら頑張る若い人を応援してあげることは出来そう。
だますよりだまされる人になったほうが・・・
この場合はそれで良し!
さて、彼同様、私もチャレンジはし続けなくては・・・
あっ、でも大丈夫。
私の方は仕事でのチャレンジのことですからね!