今日も早朝より切り花の仕入れのため市場へ。
この時期の市場は入学式等も終わり、母の日前のややのんびりムード。
市場に入荷する花は春の花から初夏の花への端境期と言うこともあり、入荷薄の状態です。
この季節入荷が多いのはバラ、ガーベラでしょうか。
トルコききょうも段々と入荷が増えています。
4月18日は「ガーベラの日」。
今ではガーベラは一年中花屋で見かける花となりましたが、
出荷最盛期は4月なのだそうです。
今では昔からなじみのあるガーベラのみだけではなく花びらが八重になっているもの、
花びらが細かくスパイダー状になっているもの、大輪系などたくさんの種類、色合いがあります。
そして、春のバラも入荷が多くなってきました。
バラはやはり春と秋が入荷増となり、毎年のように新品種が出てきます。
園芸品種はかなり香りの高いものがありますが、切り花用は花を切ってから日持ち良いことが
大切になるため、香りバラは少ないです。
香り成分が多いバラは香りを作ることで養分をたくさん使い日持ちはあまりよくないようです。
人間と同じでそれぞれの花が特徴があり、何もかもこちらの都合の良いように満たすようなものはないです。
それぞれの個性を尊重しその個性を好きになることが大切なのは人との付き合いでも同じですね。
さて、そんなわけで今日の入荷はバラが多くなっています。
ぜひ、お近くにいらした際はお立ち寄りください。
ではお届けアレンジメントのご紹介。