8月19日フランス旅4日目
朝食をホテルで頂いた後、本日はTGVというフランスの新幹線に乗って一路東へ。
1時間30分ほどTGVに乗ってストラスブールへ。フランスの東に位置するこの場所はドイツと国境を接したアルザス地方。かねてよりヨーロッパの十字路と呼ばれているそうです。
フランス在住の方に伺うと、パリが東京ならストラスブールは京都、奈良というイメージとおっしゃっていました。
ドイツにもよく見られる木骨組みの家々が並ぶメルヘンティックな雰囲気のある町です。
ディズニーランドの中にある町のようですが、元々はこちらが元祖ですね。
本日の宿はクール・ドゥ・コルボ―・ストラスブール。
こちらは1528年建立の建物を利用したホテル。
ヨーロッパでも最古のホテルの一つだそうです。
なんと500年近く前の建物。
建築時から宿屋だったそうですが、その後ガラス工場だったりと紆余曲折を経ながらまたホテルとして利用できるようになったそうです。
アルザス地方独特の木骨組みの建物はすべて木造建築で全63室のホテル。
中庭を望む建物が昔の面影とこの地方独特の建物の姿を残しています。
外観と違い中はすっかり近代風にリニューアルされていて、ゆっくり過ごすことができました。
夕方から少し街歩き。
旧市街にコンパクトに見どころが詰まっているので、徒歩で回れるのも我々初老夫婦にはちょうど良い場所です。
この街のシンボルはなんといってもストラスブール大聖堂。
今日は外からだけでしたが、大聖堂の外観のひとつひとつの彫刻の何と繊細なこと。
どれほどの年月をかけてこの大聖堂を完成させたのかと思います。
京都・奈良のような観光地とあってフランス国内はもとより世界中からたくさんの観光客であふれかえっていました。
世界中からの人の流入でこちらも違和感はなく、ちょっとフランスという事も忘れてしまいそうでした。
明日からストラスブールを中心に観光する予定です。