No.43
 
 第43回目の作品は恒子さんの作品。
 彼女はビューティフルボーイでレッスンを始めて、今年2年目。
 今回は花瓶活けのレッスンです。

今回のテーマは?
 どっしりとした口径15cm位の花瓶に何の花留め等も使わず、活けた作品です。

 恒子さんが、特に気をつけた点は、2種類の葉の使い方と花のバランス。

 葉物は紅葉したヒペリカムの枝とレモンリーフ、2種類。
 ヒペリカムは枝ぶりの美しい紅葉枝を長めに取り線として使い、
 レモンリーフは葉の面積が広い点を考慮して、面として使っています。
 葉物でも線として使うもの、面として使うものという役割分けがとても重要です。

 花も、その花の大きさ、色合い、咲き方、枝ぶりで、どの長さ、位置で使うか
 おのずと決まってくるものもあります。

 いずれも花・葉とのバランスですが、恒子さんはその点をふまえて、
 全体をうまく構成しています。

 いつも優しく、おっとりした恒子さん。
 お花のレッスンをなさっている時が、とても楽しそうで、
 見ているこちらもいやされます。 

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