8月26日フランス旅11日目。
今日の気温も23度ぐらいと涼しくて少し厚めの上着を羽織って出かけました。朝は13度ぐらいで八ヶ岳など高原に行ったような感じの気温です。
本日はパリに行ったら行きたかった生地屋さんへ。モンマルトルのふもとにはたくさんの生地屋さんがあるそうで、今日はその中のレーヌさんへ行きました。1階から4階までのビルになっており日本でいうところのユザワヤさんそのものです。
私はフランス伝統テキスタイル「トワル・ド・ジュイ」の生地を買いたくていきました。
「トワル・ド・ジュイ」はマリーアントワネットやナポレオンにも愛されたという伝統的柄の生地。
田園風景や村での人々の暮らし、神話の神々を描いた優美なプリント生地。今でもそういった柄を生かした生地を販売していて、ぜひ買いたくて訪れました。
何種類も「トワル・ド・ジュイ」の生地があって私にとっては夢のよう。これですべて部屋のカーテンや、ソファカバー、ベッドカバーなど作れたらどれほどステキかなと夢だけはもっていますが、そんな家でもないのでそこは考えず花写真撮影時に使えるように色合いや柄などを選び購入しました。これも昨日のボルゴでナプキンなどを買ったことに続き夢かないました。
モンマルトルのふもとまできたので、その後はモンマルトルを観光する事にしました。
モンマルトルはパリ18区にある有名観光地。以前に大ヒットした映画「アメリ」の舞台となった町です。
かなりの坂の町で、坂の上にはビザンチン様式のサクレクール寺院があります。
そこまで登るのはたいへんなので、坂の下にはケーブルカーがありますが、本日はふもとのBlanche駅前の広場から出ているプチトランに乗ってモンマルトルの街を1周しました。
プチトランにフランス郊外からやってきていた私たちと同年代の団体30名ぐらいの方がいて、その方々が全員乗ったので、プチトランは満員状態。
座席が向かい合わせのところにひざを突き合わせるようにして私たちを入れて同じスペースに8名も乗っているので、身動きも取れないような状態でした。
トランの中で流れているフランスの代表的なシャンソン(たぶん?)に合わせてみんなで大合唱。
トランの中から見える町中のカフェで食事している人たちに「ボナペティ!」と声をかけるなど大盛り上がりの展開に。
私たちにも「あなたたちにも忘れられない旅行になるでしょう!」と声を掛けられよく判らないシャンソンを聞きながら笑わずにはいられない楽しい展開で丘の上までご一緒しました。
丘の上には見事なサクレクール寺院があり、丘の上からはパリが一望できます。
私たちはそのままモンマルトルの見どころを眺めながらふもとまで下りてきました。
途中には画家のユトリロやピカソも常連だったというシャンソニエ「オ・ラパン・アジル」なども見ることが出来ました。
モンマルトルのふもとにはフレンチカンカンで有名な「ムーランルージュ」もありました。
その後はフランス観光の定番、シャンゼリゼ通りへ。シャンゼリゼ通りからの凱旋門も素敵です。
「ザ・フランス」という感じ。
ルイ・ヴィトンのビルも見えました。
さすがに世界中からたくさんの観光客が来ているので人でいっぱいでした。
来月にはフランスでラグビーワールドカップがあるので、そのオフィシャルショップが街の至る所にあり有名なフランス代表の選手のポスターがたくさん貼ってありました。
来月もこの街は観光客でいっぱいのようです。