以前にご紹介したこともあるミモザですが、
今年も旬の時期になりましたので、また改めて
ミモザについて深堀りしてみようと思います。
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ミモザはマメ科ネムノキ亜科アカシア属の総称で、
フランスでは「ミモザ」の名で親しまれています。
ギンヨウアカシアやフサアカシアなど、黄色い房状の花を咲かせるマメ科アカシア属の総称です。
ミモザのイメージはヨーロッパですが、本来は南半球の植物です。
原産地であるオーストラリアやアフリカの一部から世界中に広がったそうです。
3月8日は「国際女性デー」です。
イタリアではこの時期に咲くミモザの花を
男性が女性に贈ることが習慣になっています。
恋人や奥さまはもちろん、お母さんやお世話になっている女性に差し上げるそうです。
そのため3月8日を「ミモザの日」ともよびます。
オーストラリアでは、アカシアは「ワトル」と呼ばれ、
春を告げる花として愛されています。
オーストラリアの国花は「ゴールデンワトル」=「ピクナンサアカシア」。
オーストラリアでは、9月1日が「ワトルの日」。
ワトル(アカシア)の花や枝を身につけ、春の到来を祝うそうです。
オーストラリアは南半球ですから、9月が春なんですね。
鉢物としてもミモザは販売されていますが、なんといっても
この季節には切り花として花屋の店頭に並びます。
種類も年々増えています。
一番メジャーなのが銀葉ミモザ(ギンヨウミモザ)。
シルバーがかった葉が特徴です。
そのほかにも
ミモザ・プルプレア
真珠葉ミモザ
フランスミモザ
ミモザ・オーレア
ミモザ・ツトム
ミモザ・レッドクリスタル
柳葉ミモザ
などなど・・・
それぞれ葉に大きな特徴があり、花はほぼ同じですが、
フランスミモザは種類が異なり花房も大きく、
イタリアから輸入されて流通するものもあります。
花もちについてですが、
ミモザのフワフワの花は乾燥に弱く、
新聞紙やビニールを剥いで空気にさらすと数時間でフワフワは無くなり
つぼみのような固い玉の状態に戻ってしまいます。
この状態でも花が散るわけではなく、穂の雰囲気や色は残ります。
そしてドライとして飾ることができますが、
本来このフワフワは長期間もつものではないことを特性として
ご理解下さいね。
すこしでもフワフワを長持ちさせたいときは花に霧吹きなどして
湿度を上げるとよいです。
たくさん出荷されるミモザはここ2週間ほどとなります。
ぜひこの時期に楽しんで下さい。