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ロシアによるウクライナ侵攻のニュースは色々なことを考えさせられます。
海に囲まれている日本と違い世界の多くの国は他国と陸続きで国境を隔てていて
あまりにも簡単に他国に侵攻出来るという事実。
いざ攻め入られてくると結局普通の市民が被害を受けるという事実。
ほぼ100%の人が戦争をしたくはないのに巻き込まれてしまうという矛盾。
人類の歴史が始まって以来ずっと戦闘が止んだ時期はないという歴史。
そして国籍、人種など長い人類の歴史の中では本当に線引きが難しいですよね。
そんな中で他国とはいえ、隣国で家族、親戚、友、たくさんの知り合いがいる国同士で
戦争をしていることは当事者であるウクライナ、ロシアの人々にとってどれほど切ないことかと思います。
私にはウクライナとは接点はありませんが、そういえば4~5年前ウクライナから日本の大学に留学している
という男の子が飛び込みで店にやってきて、
「ボールペンを買ってくれませんか。」
と言ってやってきたことを思い出しました。
勉強しながら合間に友達が作っているボールペンを売っているということでした。
知らない国にやってきて、知らない店に飛び込んで何とかしようとしている、
自分で自分の未来を切り開こうとしている姿は応援してあげたかったので、
ボールペンを買ってあげたことを思い出しました。
ウクライナと聞いて私は昔棒高跳びで世界記録を作ったセルゲイ・ブブカしかピンとこなかったので
わたしはセルゲイ・ブブカなら知っていると話しましたが、
「へぇ、誰?」
という感じで困った顔をされたことを思い出します。
今頃あの子はどうしているんだろうか・・・
などとニュースの映像を見るたび思い出します。
ウクライナに知り合いの方々がいらっしゃる人は本当に毎日が針のむしろかと胸中を察します。
この戦争はいったいだれのため?
何のため?
虚しさばかりを感じます。
どうすればよいのか本当にごく一部の人のためだけに世界の多くの人々が不幸になる
矛盾はいつになったらなくなるのか、何かできることはないのかと
世界中の人々が感じているはずです。