今日ご紹介する旬の花はしゃくやく。
この季節、どこの花屋でも目にすることが多い花です。
シャクヤクは英名はPaeonia lactiflora 通称ピオニーです。
芍薬(シャクヤク)はアジア原産の多年草です。
切り花として一番出荷があるのは5~6月です。
よく似ている花としてぼたんがありますが、牡丹(ボタン)は落葉低木で「木」として扱われ、
芍薬(シャクヤク)は「草」として扱われます。
薬用植物としても知られていて、花から根まで余すことなく漢方薬としても使用されるそうです。
シャクヤクの魅力は、なんといっても咲いた時の華やかさ。
大輪の花の姿は何とも言えず優雅で高貴な雰囲気が漂う花です。
欧米でもRose of May(5月のバラ)と呼ばれ大変人気があります。
またその香りも人気で香料としても広く使われています。
最近では品種が年々増え、花色や咲き方のバリエーションが多くなっています。
ひと時だけ流通する花です。
ぜひこの季節は芍薬を飾って見て下さい。