大好きなパンジー。
私が花屋を始めてからずっと切り花としてありましたが、
こんな風に枝付きで長く鑑賞できるようになったのはここ10年ぐらいでしょうか。
毎年、毎シーズン、生産者さん、育種会社などの努力で色々な花が改良、新品種が生み出されています。
又、薬品の改良などで、延命剤など花を長持ちするために業界あげて努力しています。
私が花屋を始めた20数年前に比べると花の保ちは格段に上がったと思います。
そう言う意味では昔に比べてずっとお花は鑑賞しやすくなったと思うのですが、
人口減少や景気によりここのところ日本国内の花の消費量は減少傾向です。
ただ日本の生産者さんの作る花は繊細なので、外国では人気が高くここのところ
花の輸出はずっと増加傾向だそうです。
そんな勢いを業界全体で盛り上げていけたらいいなあと思います。
今の世界の景気と同じで、アメリカがダメなら中国がダメ、そして日本がダメ・・・
と言う風に・・・よ~く考えればみんなつながっています。
景気の底上げが望まれます。
とは言ってもどんなに景気が良くても倒産する会社はあるし、
どんなに景気が悪くても右肩上がりの業績を上げる会社もあるわけで
景気のせいにするのではなく自分自身の足元を見つめ直して出来ることから
改善、改良しないといけません。
みなさんに喜んでもらえる仕事をする、花屋になる。
それに尽きますが、努力の仕方が問題ですね。