今日ご紹介する季節のお花はヒヤシンス。
ユリ科ヒヤシンス属。
球根の内部に花芽をもっており、球根の力のみで花を咲かせられるため、水栽培にも適しています。
もちろん、鉢植えや地植えにして育てることもできます。
最近は鉢植えのものと同じぐらい水栽培用球根(発芽しているもの)も流通しています。
小学生の頃、水耕栽培をした経験を持つ方も多いのではと思います。
その経験のせいか、店頭でもヒヤシンスを見かけると
「懐かしい!」
と言って水耕栽培用に購入される方が多いです。
そして、もちろん切り花でも流通しています。
そのほとんどがオランダからの輸入。
流通期間は10月下旬から3月下旬ごろまで。
微妙な色合いのニュアンスが違う花色がたくさんあります。
ご存知のように咲き始めると甘い香りを放ち、球根特有で茎も
どんどんと伸びてきますので少し長めの花器に活けて鑑賞すると良いかもしれません。
画像はヒヤシンスを入れたブーケ。
切り花の場合、品種改良が進み最近では芳香のある花は少なくなっています。
そのため、香りも一緒にお届け出来る花は貴重な存在。
ふと香りが鼻をくすぐるように通り過ぎると思い出が蘇る・・・
と言うことがありますよね。
そんな思い出も作れる花。
春のブーケにぜひ入れていただきたい花の一つです。