今週は秋らしい良いお天気が続きそうですね。
画像は昨日撮影したアレンジメント。
ダリア、紅すもも、トルコききょう、コスモスなどでアレンジしました。
私は「秋」と言えばオレンジのイメージ。
秋が深くなると、赤、茶の出番。
くすみ系の色合いのバラも似合う季節になります。
赤い野ばらの実などはこれからで、まだ市場に出荷されていませんので、
これから益々秋深い色合いに移ろっていくのが楽しみですね!
さて、昨日は花関係者の花の専門知識が伝承されていかないというお話を読みました。
花は、同じ生ものでも野菜が200品目、果物が100品目位なのに対し、生花は1100品目、
鉢物は1500品目ぐらいあるそうです。
これだけの品目数だけでも大変ですが、これはあくまで品目数であって、
バラならバラの品種となると更に品種数はグッと増えていきます。
そして、それのみならず、花は一つの種類に呼び方がたくさんあるものもあります。
例えばトルコききょうも市場的には学術名のリシアンサスです。
同じ花でも産地によって作り方、出来も違いますし、時期によっても変わります。
こういったことはなかなか本では学べないし、先輩が後輩へと伝承していく以外
あまり有効な手段はないのですが、市場でも忙しさ、人手不足で伝承していかないという話です。
これは店舗でも同じことです。
知っている知識をどんどんスタッフに広めていかなくてはお客さまにも伝わらない、
知っていただかないとお客さまも扱いがわからないということもあると思います。
ちょっとした知識でも知っているのと知らないのは大違い。
少しずつでもいいから、どんどんと私も知識を伝えていかないといけない、
又、私自身ももっともっと知らなくてはいけないなあと読みながら思いました。
そんな中、最も会議が多いのは生産者さんなのだそうです。
生産者さんは村や農協の会議、消防団の打ち合わせ、県や市の説明会、研修会など
会議の合間に仕事をしていると言ってもいいぐらい色々な知識を共有しているそうです。
私達の店も小さいながら必ず月に一度はスタッフミーティングを実施しています。
この時間に同じ認識を持ち、技術や知識を高めあいながらお客さまに喜んでいただける
ような店づくりをしていきたいと思っています。
やはりコミュニケーションを取り合うこと。
これが一番大切なことですね。