8月21日フランス旅6日目。
今日も朝から快晴。
日中の気温は33度ぐらいで日差しが暑いです。少し疲れがたまってきたので、今日はストラスブール市内、明日コルマールに行くことにしました。
いつものようにホテルで朝食をガッチリいただきます。いちご、ブルーベリー、パイナップル、メロン、スイカとフルーツも充実。
アルザス地域はフルーツがとても豊富だそうで、近くのスーパーにもフルーツや野菜がたっぷりありました。
もちろん、クロワッサン、パンオーショコラも。この地域のおすすめクグロフもおいしいです。
朝食を済ませ午前中は徒歩3分ほどのところにあるストラスブールのランドマークストラスブール大聖堂へ。
聖堂の中に入るには簡単な荷物チェック、そして女性は肌の露出の多い服装では入れないため結構チェックを受けて入れない人続出でした。
ノートルダム大聖堂は1015年から1439年となんと260年の歳月をかけて作られた教会。
これは日本でいえば平安時代から室町時代にかけてという事を考えるとなんと建築技術が進んでいたことかと思わされます。
塔は142メートルの高さで19世紀までキリスト教建造物の中で世界一の高さを誇ったそうです。
ヴォ―ジュ山のバラ色砂岩を使用している建物は独特の色合いです。
建築が始まったときにはロマネスク建築だったそうですが、年月の経過とともにゴシック様式が取り入れられたそうです。
13~14世紀当時のステンドグラスでできたバラ窓、からくり人形がついている天文時計、最後の審判を描いた天使の柱、など見どころがたくさんの大聖堂。
ゆっくり時間をかけて見させてもらうことが出来ました。
その後はストラスブール大聖堂すぐそばに立つロアン宮へ。こちらは18世紀にストラスブール司教ロアンの宮殿だった建物です。
今では博物館になっています。
その中の装飾博物館を見学。
1770年マリーアントワネットがフランスに来て初めて宿泊した部屋、ナポレオン1世の部屋などが再現されていました。
17~19世紀ごろの陶磁器、金細工、タペストリーなどを見学できました。
おひるごはんは大聖堂すぐそばに立つメゾン・カメルチェルへ。
こちらの建物はなんと1427年建立。
当時は1階部分のみだったそうです。
今ではストラスブールの歴史的建造物と指定されているそうです。
現在はレストランとホテルとして利用されています。4階建ての建物は瓶底を使った75枚の窓が目印。
私たちはこちらでおひるごはんをいただきました。毎日32度ぐらいの気温が続き、外は暑いので、インサイドでと言ったのですが、今日はアウトサイドだけと言われ外で食事しました。 後から来た方々も同じようにみんなアウトサイドでの食事。暑い時はいくらヨーロッパでも中でお食事したいです。
そしてお料理ですが、魚のシュークルトのアルザス料理が名物だそうですが、今回は本日のおすすめのポーク料理をおいしくいただきました。
画像のお料理と飲み物、パンで日本円だと11000円ぐらい。ヨーロッパの外食はとても高いです。
特に今は円安です。4年前にドイツに旅行した時は1ユーロ123円ぐらいですが、今は1ユーロ162円ぐらい。
コロナののちの世界的物価上昇と円安で現実はなかなか厳しいです。
とは言えのんびりとしたストラスブールでの一日を過ごしました。