今日ご紹介する春の花はニゲラ。

ニゲラはキンポウゲ科クロタネソウ属の花で、地中海沿岸から西アジアに分布する一年草です。
開花時期は5~6月ごろですが、切り花として市場にたくさん出荷されるのは2月ごろからです。

和名は黒種草(クロタネソウ)で、これは花後に出来る種が黒い種だからです。

クロタネソウ属にはおよそ16種が存在し、花色は白や青、紫、
中には八重咲きの品種や突然変異で誕生したグリーンマジック
という花が咲かない品種もあります。

ニゲラといってすぐに思い浮かぶのはきれいな水色の花色。
花の中で水色の花は少ないので、とても貴重な花色です。

花びらに見えるガクは割と早く散ってしまいますが、
その後雌しべが風船のように膨らんでニゲラの実(種)ができ、
その種もニゲラの実として花材となり、出荷されます。

ニゲラの実はドライフラワーとしてもたくさん出荷されますので、
それを見ることも多いかと思います。

私にとってはニゲラは春を告げる花の一つで、この花を見ると春が来たなあと思います。

切り花はもちろん、種、鉢物としても出回っています。

ぜひこの季節、ニゲラを飾って爽やかな花を楽しんでいただければと思います。

 

当店にも入荷していますので、ぜひ店舗にも足をお運びください。
お待ちしております・・

 

 

 

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